🏉 歴戦のジャージ達
2026/01/11
久しぶりに草ラグビーの練習に顔を出すことになり、
押し入れの奥から練習着やスパイクを探していたら、
これまで所属してきた草ラグビーチームの試合用ジャージがぞろぞろと出てきた。

試合用のジャージは、雨で泥んこになったり、
モールやラックの密集で引っ張られたり、タックルでねじ伏せられたりするから、
とにかく丈夫に作られている。
それでいて、カラフルで、デザインもグッとくるものが多い。
背番号さえついていなければ、
普段着として出かけたいくらいの“ちょっといいもの”たちだ。
中でも一番のお気に入りは、
左端にあるオールバッカスのジャージ。
ABCのエンブレムが胸に輝き、水色とオレンジの組み合わせがビビッドすぎる。
初めて見たときは「なんじゃこりゃ」と思ったけれど、
着てみると妙にしっくりくる。
あれは、チームの空気そのものだった。
このジャージ達には、
所属した仲間との楽しい思い出と、
試合前の緊張、練習後のビールの旨さ、
そしてちょっぴり頑張ってかいた汗が、しっかりと染み込んでいる。
布の厚み以上に、記憶が詰まっている。
だから、久々に手に取ったとき、
思わず「おう、元気だったか」と声をかけたくなった。
ラグビーは、ジャージに魂が宿るスポーツだ。
そして草ラグビーは、
その魂を笑いながら着ることができる、
ちょっといい時間なのだ。