🏉 巽キャプテンに伝えたいこと
2026/01/12
高校3年の体育で初めてラグビーをやった時、あまりに楽しくて、大学では迷わずラグビー部に入りました。
でも、大学1年の頃は本当にダメダメで。
練習の最初にやるランパスで、もう立っていられない。高校からラグビーを続けてきた新入部員たちは、ラストの一本に向けて体力を温存して、最後にスッとゴールラインを駆け抜けていく。
私はそんな余裕はまったくなく、いつも最後尾で、罰則メニューをありがたく頂戴していました。
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練習の入り口からこの調子ですから、その後はもう地獄です。
暗くなってボールが見えなくなるまで走り、暗闇の中でスクラムを組み、最後はサンドバッグみたいなダミーにぶち当たる。
練習が終わる頃には、ギュウギュウに絞った雑巾みたいになっていました。
それから干からびた身体を引きずって、裏門を出たところの牛乳屋さんへ。
床にへたり込んで、チェリオをゆっくり噛みしめるように飲むのが、あの頃の“儀式”でした。
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そして今。
よせばいいのに、還暦を過ぎて赤パンになってからまたラグビーを始めてしまった。
笑えることに、状況はあの頃とまったく同じです。
練習の後半になると膝が動かなくなり、途中で抜けてスマホ片手に写真を撮る。
練習後にみんなでモツ屋に向かう時も、膝ガクガクで一番最後に到着する。
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でもね、巽キャプテン。
あの時、見てたでしょ?
2年生の夏。
前半は海技実習で午前はカッター、午後は遠泳。
後半はグラウンド工事のため萩の民宿で合宿。
9月末に試験が終われば、そのまま強化合宿。
逃げずに練習していたら、秋のシーズンにはちゃんと走れるようになっていたよね。
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だから今回も、途中で逃げ出さずに真摯に練習を続けていれば、
試合でガンガン相手にぶち当たって、あの頃みたいにビシビシ走れるようになると信じてる。
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そして今は、今の仲間たちと、この瞬間をしっかり楽しんでいる。
まだヨボヨボで無様で格好悪いけど、それでも走ってる。
しっかり呑んでる。
それで十分なんだ。
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