海洋ラガー 赤パンツ(60代)

2番手が大事(200229 門前仲町界隈)

先週は海洋ラガーの練習はお休みでした。ですから麻布多摩川クラブの朝8時開始の多摩川グランドでの練習に参加するつもりでした。けれどしっかり朝寝坊して練習をサボってしまったんです。

私は50歳になるまで30年近く築地の波除さんの斜向かいにあった原料マグロを扱う会社に勤めていて、市場に冷凍マグロを出荷したり原料向けのマグロがあれば自分でセリ帽を被って買い付けをしていました。朝は4時に起きていたのでそれまでは早起きでしたが最近は朝はゆっくりですから先週の土曜日は左膝が疼いて目が覚めたときには8時過ぎだったのです。

本日はいつもの門前仲町界隈のグランドで練習です。グランドに到着したら午前中に練習を終えた現役の海洋大ラグビー部のフォワードのメンバーが追加メニューでラインアウトの練習をしていました。

赤パンラガーの私たちはスクラムもラインアウトもノーコンテストという "お約束" があるのでこのようなリフティング(ボールをキャッチするプレーヤーを両サイドのプレーヤーがサポートして持ち上げる)はしませんねぇ。

いつも私がアフターの門前仲町界隈のモツ屋さんや立ち飲み屋さんの画像ばかりコチラであげているので、練習をテキトーにやっていると思われている方が多いと思います。ちょっと悔しいので、今日は練習風景もしっかりレポートしようと思います。

私が10年前までプレーしていた時は "シェイプ " というのはなくてキープ力のあるプレーヤーがボールを持ち込んでとにかくそのボール際に敵味方が殺到して団子状態になるイメージがありました。

この "シェイプ " というのは、密集からボールを展開するとき、SH(スクラムハーフ)とSO(スタンドオフ)の周囲にFWを三角形に配置して素早くボールを出してフェーズを重ねていく攻撃です。

このシェイプ攻撃の基本プレーの "ラックの球出し" を今日は重点的に練習しました。この練習ではまずボールを持ったプレーヤーがポイントをずらしながら相手に当たります。そしてタックルが成立して地面に倒れたときにワンモーションで味方側を向いてボールを置きます。そこに倒れてボールを置いた味方プレーヤーを掴んでいたタックラー(タックルした選手)が一度手を離してその後に来る敵側プレーヤーと一緒に地面に置かれたボールを取りに来る前に2番手のプレーヤーがサポートにいくのです。

2番手のプレーヤーの入る姿勢が高いと容易に相手側にボールが出てしまいます。

2番手のプレーヤーは低い体勢でボールを置いたプレーヤーに密着して当たっていってジャッカルにくる敵側プレーヤーをスイープするイメージです。

こんな感じで結構ガンガン当たって、最後は午前中に多摩川グランドで練習してその後に来てくれた麻布多摩川クラブの若手メンバーの皆さんに空いているポジションやデフェンス側に入ってもらって試合を想定してビシビシ走りました。

どうですか? 赤パンラガーのおじさんたちも結構熱く練習してますよね。そしてここからがお楽しみのアフターの呑みなのです。

いつものように門前仲町界隈のモツ屋さんでキンキンに冷えた瓶ビールを数杯呑んでから、ピッチャーハイボールをガンガン呑みます。今日は麻布多摩川クラブの若手メンバーの方々とクラブチームのラグビーについて語り合い大いに盛り上がりました。私も33歳までクラブチームでプレーして一度やめてから40歳前にしつこく復活して50歳目前までいろんなクラブチームに参加したので、ピッチャーハイボールの力も借りてすっかり饒舌になりましたわ。

そして飲み足らないいつものメンバー(今日は3人でしたが)で2軒目に行くときにテレビで紹介された洒落た立ち飲み屋さんがすぐ近くにあることが話に出てきました。放映されたばかりだそうで行っても混んでそうですしいつもの立ち飲み屋さんに行こうとしましたがまあどうせ徘徊しているだけですから、そのお店を覗いてみることにしました。

永代通り沿いのいつも行列が出来てる魚三酒場の脇の路地を入ったところにありました。

階段を上がり2階のお店の前に行ったらうまい具合に待っている人はいなくて、更に幸運なことに若い女性のグループがお店から出てきて "空きましたからどうぞ" と優しく声を掛けてくれました。

立ち飲み屋さんというよりはお洒落な割烹店と言った感じで、まずはホッピーとおつまみはホタルイカの酢味噌和えとメヒカリの天ぷらをたのみました。

そして門前仲町と言ったら深川メシですから、アサリの軍艦巻きを3貫頼んでひとつずつ食べました。(一貫が2個か1個か実はよくわかっていないのですが、、)

結局のところエンディングはいつもように居酒屋徘徊爺ィになってしまったようですねぇ。

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